志村葡萄研究所

富士の輝 (ブラックシャインマスカット)

生産地:山梨県

交配: シャインマスカット×ウィンク

山梨県笛吹市の志村葡萄研究所にて交配・育成されました。シャインマスカット同様に皮ごと食べることができ、アロマティックな芳香と、紫黒の超大粒の見た目、そして平均糖度24 ~25度の高糖度と独特のコクが特徴です。

シャインマスカットをはるかに超える高糖度

黒色をした高糖度かつ超大房で、皮ごと食べることが特徴のブラックシャインマスカット「富士の輝」。一般的なグリーンのシャインマスカットのようにパリッとした食感で、種がないことが特徴。食感は似ているものの、フルーティーな甘さと魅惑的なアロマティックな香りは、圧倒的に富士の輝に軍配が上がります。— グリーンのシャインマスカットでは一般的に15~17度程度ですが、富士の輝は平均24~25度もあり、30近くになる富士の輝も出てくるといいます。

富士の輝(ブラックシャインマスカット)は、ウィンク(赤系統のブドウ。ルーベルマスカットに甲斐路を交配により生まれた品種)とシャインマスカットを掛け合わせて作られた志村葡萄研究所が生み出した品種。栽培は難しく、どこの農家でも簡単に作れるわけではないため、市場価値が高く、一般流通していないため、高級ブドウとして高値で取引されています。

「富士の輝」が確固たるブランドを維持している理由

富士の輝は志村葡萄研究所で生み出されたブドウですが、現在は組合を作り、苗木販売や富士の輝の高品質の維持のための農家へ指導、そしてブランド維持をする取り組みを行われています。つまり志村葡萄研究所産は、生み出した元締めですので、最も品質の高い富士の輝を生産することができます。

志村葡萄研究所は指導者的立場にあるため、品質に対する取り組みは最も厳しい目があり、自社出荷品においても見本となるような高品質のブドウをランク付けおよび提供しています。

そのため、葡萄の品質は日本一と言えるレベルです。

ブルームについて

巨峰など、他のぶどうでもありますが、美しい艶と言うべきか、瑞々しいぶどうを見たことがありますか。
冷蔵庫から出し、冷えた状態でこの美しいぶどうを見ると食欲が沸き立ち、食べる前から何とも言えない美味しさを味わえることでしょう。

これはブルームと呼ばれるもので、ぶどうから水分蒸発を防ぐために出てくる物質です。見た目通り、これは新鮮な証。是非鮮度が良い最高の状態で、お早めにお召し上がりください。

志村葡萄研究所

山梨県笛吹市にある志村葡萄研究所は、葡萄栽培開発を専門にした研究所で、生食用、醸造用、ワイン用の新しい葡萄を生み出す世界的権威として関係者に認知されています。これまでに30をも超える品種を生み出し、現在も止まることなく、次世代のブドウを作り出しています。ブドウの新種開発は難易を極め、宝くじに当たる確率に近いものだと志村氏は語ります。ブラックシャインマスカット「富士の輝」、シャインマスカットが大粒になったような「雄宝」、ハート型の果粒「マイハート」、世界一甘いブドウ「クイーンセブン」、レッド系の大様と呼ばれる「バイオレットキング」など、数々の人気種を世に送り出しています。

また、志村ブドウ研究所は自社交配種以外にも、ピオーネや長野パープル、藤稔などの人気種を栽培しております。

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