不知火 (デコポン) の枝変わりにより発見された大将季 (だいまさき)。大将季はJA鹿児島いずみが光センサーで選果・選別し、厳しい基準をクリアしたもののみが大将季として出荷されます。

大将季とは、発見者の大野さんの「大」と、息子さんの「将季」を合わせたものが名称の由来です。

大将季は不知火よりも紅色が濃く鮮やかな褐色をしており、不知火に比べて少々まろやかな酸味、そして甘みが強いことが特徴です。みかんやデコポンなどは、適度な酸を持つことにより、甘みやコクが際立ち、柑橘ならではの上質な味わいをご体験いただけます。

外皮は柔らかく剥きやすく、手で剥くことができます。中の皮も薄いためそのままお召し上がりいただけます。

鹿児島の豊かな気候の中で栽培

大将季は海からほど近い場所で栽培されており、海から運ばれるミネラルによる、栄養豊富な土壌、温暖な気候をもちながらも、山間の環境から朝晩の寒暖差が大きく、大将季のおいしさが一層上がります。また、統一されたJAの選果基準と、最新鋭の設備によるセンサーとベルトコンベアーによる選果が、大将季が高品質な柑橘として高い評価を受ける理由です。

Signature / チーフバイヤーより

デコポンはみかんよりも高級感があり、贈答に向いている商品ですが、大将季は更に風格があるので非常におすすめです。私は大将季のクオリティが何故高いのか、鹿児島県のJA選果場まで訪問してきましたが、最新鋭設備による糖度センサーはもちろんのこと、検品の関所、問題がある商品を弾く能力など、選果レベルはみかん（デコポン）ではトップレベルと言えるでしょう。再度は人の目でもちろん確認もしています。これはマンゴーでも桃でも同じですが、評価が高い産地のフルーツは必ず、最新鋭の装備＋JAの担当者の能力が高いことが高く、品質の高いものしか東京大田市場に出荷しない体制になっています。

最後は私どもや、卸売業者によって3重、4重の検品をしてお客様のもとにお届けしております。

不知火 (しらぬひ)とデコポン・大将季 (だいまさき)の違い

簡単に説明すると、不知火の上位グレードのことをデコポンと読んでいます。デコポンは不知火の中から、糖度13度以上、クエン酸1%以下、また外観などの厳しい選果基準をクリアしたものが名乗ることができます。

デコポンはJA熊本果実連 (熊本県果実農業共同連合会)が商標を所有しており、例えば農協を通さないで独自に販売する個人農家は、商標権の問題からも使用できませんが、そもそも共選による品質基準を満たしているかどうかもわからないため、統一した品質、ならびにブランド保護の観点からも、デコポンの商標を使用することはできません。

大将季 とデコポン

デコポンも大将季も元は不知火です。大将季は鹿児島のみで栽培されており、不知火 (デコポン) の枝変わりとして発見されました。大将季もJAを通し、デコポンと同じ選果基準で品質管理されており、基準を満たさないと名乗ることはできなく、品質が徹底管理されています。

デコポンに比べ、大将季は紅色が強い傾向にあり、酸が強いのかと思われがちですが、見た目とは裏腹に大将季の方が甘みが強く感じられ、まろやかな味わいです。デコポンの方が爽やかな酸味が強く感じられると言われており、好みによりお選びになることをお勧めします。

等級のご案内

存在する最大大玉規格かつ、最高等級「赤秀・一番品」から更に厳しく厳選した大将季をご用意させていただきます。

価格のご案内

収穫量ならびに市場価格の動向により、価格を随時改定させていただきます。ご購入者様への追加のご負担はございません。