越前港水揚げ

越前ガニ「極落ち」

100点の越前ガニを見極めれる市場関係者はそこそこいるようですが、90点の越前ガニを見分けることができるのは、わずが5人だけと言われています。EJでは日本で最も越前ガニを買い付けており、尚且つ最高級の越前ガニ「極」を審査している越前水産の目利きに直接依頼し、一部の業者のみが取り扱える越前ガニ極落ちをご用意させていただきます。

極落ちの理由

越前ガニ極は、重さが1.3kg以上、甲羅幅が14.5cm以上、爪幅3cm以上かつ美しい整った形をしていること、身と甲羅が硬いこと、生きているかどうかなど、細かな基準で厳しく基準が定められており、この他にも評価するポイントはいくつかあり、さらに細かい審査基準は、目利きトップの5人の目利き人しかわかりません。ただし5人とも同じ評価をするようです。

わずかに左右対称でない、少々爪の先が折れている程度の話で、価格は極の半分以下で、品質は申し分ありません。

圧倒的な取扱量の越前水産

加工品や肉類、フルーツなどでは生産量が多いからと言って品質が高くなることはまずなく、逆に大規模で生産で、品質は二の次になるケースがほとんどです。しかし水産物では「取扱高」が大きく影響します。取扱い量が大きければ大きいほど、買い付けれる資金力や、セリでのパワーが違い、高い品質のものを引っ張ってこれる力が格段に違います。

私どもで取扱う水産品は、品質が高く、トップブランドかつ取扱高が最も大きい、メーカー品を販売することをポリシーとしています。ご説明した通り、高い品質のものを引っ張ってこれる力が圧倒的に違うからです。養殖でもない限り、水産物は水揚げされたものをセリや相対取引で流通させるので、この原理は当然と言えます。

「その分野で最も力のある業者に発注する」これが私どもが高品質で評価を得ている源泉です。

本物の越前ガニ

越前ガニが美味しい理由は、日帰りで帰ってこれる好漁場が近くにあり、越前海岸沿岸は急深で、越前蟹は水温1~2度の非常に冷たい海の底に生息しており、その環境が整っていることにより、良質な越前蟹が多く生息しています。と言うのは越前ガニが好きの方なら知っている話かと存じます。

それでは、そのカニは本当にその漁場で獲ったズワイガニ（越前蟹）なのか？という話になります。

越前蟹は、福井の越前港や三国港などで水揚げされますが、福井の指定漁港で水揚げされれば越前蟹なので、船によっては能登半島の方に行ったり、京丹後の間人の方に行ったりするようですが、それなら好漁場の話は通用しなくなります。

EJでは最も越前蟹を仕入れている業界トップの越前水産に依頼しており、あらゆる情報が集まってくる競り人にはどの船がどこに行っているなど筒抜けの話です。私どもは好漁場に居た本物の高品質で絵に描くような上等の越前蟹を手配するように依頼しております。

チーフバイヤーより

どの商品でも同じですが、本物を求めていると、その分野の「本物の方」が様々な方のご支援の下、繋いでいただけるようになります。EJでは中途半端な品質の商品を販売するくらいなら販売しないほうがマシだと考えているので、自ずと一流メーカーしかお取引しなくなりました。

どこよりも品質の高い、越前蟹を手配できる体制が当社では整っております。