年に一度だけの

流氷開け 毛ガニ／タラバガニ

流氷は知床半島より上の網走、紋別、雄武、枝幸などのオホーツク海周辺で見られる現象で、冬季になるとシベリア寒気団の影響で海水が凍結し、その凍った海水が流れてくることで海面が凍結したものを指します。流氷は美しい光景であり、観光地としても人気があります。

北海道産「流氷明け 毛ガニ」は、流氷の影響で海水が冷たくなり、身が引き締まって甘味が増すことが知られています。特に流氷が開ける時期に漁獲された毛ガニ (流氷開け毛蟹または海明け毛蟹と呼ばれている) は、身が詰まり甘味が強くなるため、より美味しいとされています。流氷明け毛ガニは、オホーツク海に春を告げる風物詩となっています。

オホーツク産の流氷開け毛ガニの水揚げをされ次第、3月下旬 ~ 4月上旬に順次お届けさせて頂きます。

また冷凍品ではなく、出荷日にゆであげを行う茹で上げ毛蟹または活でのご提供を行わせて頂きます。

漁期が僅かでほとんど流通しない「流氷明け毛蟹」

北海道東部のオホーツク海は、ロシアのアムール川から流れてきた流氷で、氷に閉ざされます。

流量は多くのプランクトンを含んでおり、オホーツク海の豊かな海の源になっています。そのプランクトンを冬の間に栄養を蓄えた流氷開け毛蟹は、一年で最も美味しいとされています。低い海水温の中では運動量も少なく

この時期ならではの冷凍しない、チルド品をご用意させて頂きました。

また、毛蟹は大きすぎると大雑把な味になりやすいため、最も美味しいとされる500~600g前後のものをご用意しました。カニはボイルすると1割くらい減りますが、このカニはボイル後の重量でご案内しております。

ここだけのサイズの話

サイズが大きければ大きいほど高級で美味しいと思われますが、毛ガニは大きすぎると大雑把な味になり、おすすめできません。

しかし小さすぎると可食部分が少なく、身を取るのが面倒で、500g～600g前後が最も美味しく、可食部分も多く、合理的に美味しくお召し上がりになれます。北海道で毛ガニをよく食べる方は知っていますが、本州やその他地域のあまり馴染みのない方は、値段が高いから、1㎏UPのような大きすぎるものを、いいものと思って買っているかもしれません。

Signature / バイヤーより

一年で最も美味しいとされる「流氷開け毛蟹」。毛蟹は主に北海道で好まれていますが、東京などのご注文も多く頂戴しております。この時期の毛蟹は本当に味が良く、ギフトシーズンでもないのに関わらず、ご家族やご友人に送られるお客様が多く見受けられます。今だけの美味しい旬の味を是非ご堪能ください。