霧多布水産・小川カンパニー

天然ウニ

小川カンパニーの並びの加工技術は非常に高く、色味の調整も非常に上手で、とても美しいウニに仕上げております。小川カンパニーは会社の方針でスペシャル品を作らない代わりに、品質の均一化に力を入れており、レギュラー品でも非常にレベルが高いです。

工業製品ではないため、漁で水揚げされる全てのウニが身がプリッとして、色合いがよく、味が良いという原料は存在しませんが、小川カンパニーでは豊洲への出荷は、品質の高いものしか送らない方針を取っており、いわゆるB品は豊洲に出荷していません。

当社では、その高品質のウニの中でも更にセリ番号(格付け) が高い極上品のみを手配しております。

天然or養殖

浜中養殖ウニも美味しいと言われますが、北方四島は4月頃まで産卵期にならないため、天然エゾバフンウニの旬の時期で、浜中養殖よりも濃厚な味わいで、美味しくお召し上がりになれる時期です。

※北方四島は沖縄本島よりもはるかに大きく、千葉県とほぼ同じ面積を持つ諸島群です。

北方四島産

北方四島産は表記上「ロシア産」となっており、日本固有の領土でそもそもこのような表記はおかしいのですが、それは置いておき、北海道産と変わらない品質の高いウニの産地です。浜中～根室～の延長のような海域で、手つかずの自然のおかげで大変良質なエゾバフンウニが水揚げされています。根室近郊産と、北方四島産味が変わるのかと言うと、変わりません。どこの産地であろうと、旬の産地で、仕入れるメーカーの原料のレベルが高く、並べる加工技術が高いことが、味を左右する重要なポイントです。

浜中小川と小川カンパニーの違い

両社とも北海道浜中町に加工場があり、小川カンパニー社長のおじさんが浜中小川の社長のようです。浜中小川とは別会社で、両社とも品質の高いウニを製造していますが、浜中小川に比べ創業が短いため、浜中小川を超える品質の高さで豊洲の仲卸や、都内の名門鮨屋などから信頼を勝ち取ってきた企業です。そのためセリ場に行っても一際、他のブランドよりも上物ばかり一同に並んでいます。

※ウニメーカーで「小川」はなぜか多く、当社でもお取り扱いのある小川商店（虻田小川）もありますが、全く関連のない会社です。

名門仲卸による目利き

当社の販売するウニが最高級であると断言できる理由は、価格が高いものを仕入れているだけではなく、最もウニに強い豊洲仲卸「マルツ尾清」に依頼しているからに他なりません。

そして最も目利きに定評があり、最も歴が長いベテランの靭江氏に当社は依頼しております。都内の名門と呼ばれる鮨店からも絶大な支持を受けており、ウニの良しあしが分かる「レジェンド」として、豊洲内でも定評があり、どの水産仲卸と話をしても「マルツ尾清」に出入りしていると話せば、私どもは一目置かれます。

等級のご案内

豊洲入荷の小川カンパニーのウニの中でも、セリ番号が最も高いグレードで、最も上物オーダーしています。

また鮮度にこだわっており、通常の仲卸はウニを在庫していますが、当社では朝のセリで落としたものを出荷しています。

価格のご案内

ウニは入荷により価格が2倍以上に変わるなど、極端に変動の激しい商品です。豊洲市場ではウニ、車海老、鮪がセリで取引されています。この3つは、シケや天候状況、産地や入荷量、注文状況などにより、大きく変動するという特性を持っています。そのため価格を随時変更させていただきます。

Signature / チーフバイヤーより

小川カンパニーは粒揃いと色味、身の状態など、エゾバフンウニのブランドでは最も品質が高いと思っており、当社ならびに豊洲一のウニの目利き人も大変おすすめしております。

特に加工場（浜中町近郊）の道東・北方四島方面でエゾバフンウニの旬を迎える秋～春は特におすすめしております。整然とした並び、色が艶が良い美しさ、プリッとした上質な身は他のメーカーの追従を許さない品質を持つトップブランドです。

当社のウニ問屋 (豊洲・仲卸) も最もおすすめしており、特に自信をもってご用意できるウニブランドです。