ラフランスの最高峰

山形・南果連産

山形県上山市にある組合「南果連 (南村山果樹組合連合会)」は、高品質なラ・フランスを生産することで知られ、主に高級フルーツ店で取り扱われている、極上のラ・フランスを生産しています。平棚・平面栽培を基本としており、太陽を満遍なく当てていることで、個体の品質のばらつきをなくし他の生産地とは違う、ラフランスが特徴です。

追熟

ラフランスは追熟が必要で軸近くを押して柔らかくなったころ、軸がグラグラ動くようになる、甘い香りが漂ってきたころから3日程度が食べごろです。南果連産のラ・フランスは日持ちもいいため、贈り物にも最適ですが、追熟加減を間違えると美味しく味わうことはできません。

お届けするラフランスは、新鮮なものを大田市場から手配するため、数日から一週間程度常温で追熟させてください。ただし暑すぎると風味が損なわれるので、涼しい日陰の場所で保管してください。15度程度が追熟に最も適した温度です。 それ以下だと熟す速度が遅くなり、冷蔵庫は冷えすぎ、熟しが悪くなりますので注意が必要です。量が多い場合は、ラップやキッチンペーパーで水分が飛ばないようにし、野菜室などで

追熟させることにより独特な香りと甘さ、そしてラフランスならではの舌触りになります。軸近くを押して柔らかくなったことが食べごろです。このラ・フランスは日持ちもいいため、贈り物にも最適です。

大玉/超大玉ラフランス指定

南果連でも超大玉のラフランスはそうそう量が豊富にあるわけではなく、地元山形には全く卸していないようです。ほとんどが東京大田市場に納入されており、その中でも手配ができる業者は超高級青果店と付き合いのある、ほんの極一部の業者に限られています。太田ラフランスは約500g前後で、超大玉ですとなんと600g前後もあります。一般的にはでは大玉と謳っていてもせいぜい300〜350g程度ですので、迫力に圧倒されることでしょう。最上等級でオーダーしておりますので、適切に熟せば、これ以上、ジューシーで食べ応えのあるラフランスはないでしょう。

ラフランスを知る

ラフランスは1864年にフランスのクロード・ブランシェ氏が発見した品種で、フランスでの品種名は発見者の名を取り、Claude Blanchetとなっています。栽培に非常に手間がかかるため、フランスではほとんど栽培されていない。ラ・フランスは青状態から黄緑になり、そして褐色の斑点が入り、ボコボコした果実で高級フルーツとは程遠いないものと考えられていました。当初は追熟することで独特の味わいと風味になるということは知られてなかったそうで、味がなく石のようなものと酷評されていたそうです。そのため長年受粉樹として利用されるだけであったようです。

またラフランスは、開花は早いのに収穫が遅く、生育期間が長いために手間がかかるため、安定的に生産されるまでには長い時間がかかりました。